中国株ニュース 詳細
【10月18日の香港市場】
2016.10.18 18:03
主要指数はそろって反発。ハンセン指数は前日比1.54%高の2万3394.39ポイント、H株指数は1.87%高の9720.20ポイント、レッドチップ指数は1.97%高の3891.88ポイントだった。メインボードの売買代金は前日に比べ約12%増加し、概算で599億200万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は8500万元の買い越しだった。
ニューヨーク市場はダウ平均が反落したものの、本日の香港市場は昨日の反動から、主要指数が高く寄り付いた。ダウ平均先物や上海総合指数の動きが追い風となり、その後も堅調に推移。上海総合指数が上げ幅を広げたことを好感し、香港市場も後場で一段高となった。主要指数はいずれも高値付近で引けた。
外国為替市場では香港ドルやオフショア人民元(CNH)の下落が一服。後場の終盤に発表された9月の金融統計は、人民元貸出純増額が市場予想を上回る伸びとなった。ただ、7-9月期の国内総生産(GDP)の発表や米国の第3回大統領候補テレビ討論会を控え、メインボードの売買代金は2日連続で600億HKドルを下回った。
ハンセン指数の構成銘柄では、本土系不動産株が大幅高。7-9月期の営業利益が前年同期比で約111%増加したと発表した中国海外発展(00688.HK)が4.86%高だったほか、華潤置地(01109.HK)が3.35%高となり、上昇率1~2位に並んだ。また、昨日は大幅安となったマカオのカジノ株が反発し、銀河娯楽(00027.HK)が上昇率3位の2.73%高。足元のマカオのカジノ収益が予想以上に伸びていると、大手投資銀行が発表し、これが材料視された。
一方、昨日の下落率3位だった中国聯合網絡通信(香港)(00762.HK)が続落し、本日は0.10%安。7-9月期の利益が前年同期比で70%近く減少するというアナリストの予想が、引き続き悪材料となった。
そのほかでは自動車株が堅調。長城汽車(02333.HK)が6.39%高、ブリリアンスチャイナ(01114.HK)が5.40%高、BYD(01211.HK)が4.10%高。新エネルギー車をめぐる政策が発表され、これが買い材料となった。(中国部・千原)
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門