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QPLインターナショナル、楽亜国際への公開買付を提案
2016.10.14 14:41
QPLインターナショナル（00243.HK）は14日、株式交換を通じた公開買付（TOB）を楽亜国際（08195.HK）の董事会（取締役会）に正式提案したと発表した。楽亜国際の既存株25株に対し、QPLインターナショナルは新株1株との交換を提示。楽亜国際のワラント500枚に関しても、QPLインターナショナルは新株3株と交換するという。主力事業の先行きが明るく、株価が割安で推移している楽亜国際を支配下に収めることで、良好な投資リターンの獲得が見込めると説明している。
QPLインターナショナルの2016年10月7日の終値0.75HKドルに基づくと、楽亜国際の株式1株あたりの対価の価値は0.03HKドルに換算される。これは楽亜国際の同日終値0.0280HKドルを7.14％上回っている。TOBの発効には過半数以上の株主からの応募など複数の条件が設定されており、必ずしも成立するとは限らないと説明。QPLインターナショナルは楽亜国際の上場継続を約束しており、予定スケジュールはあらためて開示するという。
なお、楽亜国際をめぐっては、匯隆控股（08021.HK）も株式と現金を組み合わせるかたちでTOBを通じた買収を提案している。
今回の情報開示のため、QPLインターナショナルの株式は2016年10月11日に売買停止となったが、2016年10月14日14時（日本時間）に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/10/14)
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