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三愛富新材料、主力事業の変更や筆頭株主交代を含む再編を計画
2016.09.30 12:50
三愛富新材料(600636.SS)は9月30日、主力事業の変更や筆頭株主の交代をともなう大規模な再編計画を発表した。オンライン教育サービスや関連設備の販売などを手がける広州市奥威亜電子科技有限公司(奥威亜)の出資持分100%、成都東方聞道科技発展有限公司(東方聞道)の出資持分51%について、総額22億5700万元の現金で買収する予定。一方で主力事業であるフッ素化学製品の事業資産の多くを筆頭株主の上海華誼(集団)公司に22億4300万元で売却するという。
さらに上海華誼(集団)公司は保有する三愛富新材料の株式31.60%のうち20%を売却する予定で、これを取得する国務院傘下の中国文化産業発展有限公司が新たな筆頭株主となる見通し。一連の再編を通じて三愛富新材料の主力事業は教育関連事業に転換することになり、収益力の拡大が見込めるとしている。
買収対象の2016年5月末時点の純資産簿価は1億2600万元、2015年の売上高は合計で2億6500万元だった。一方で売却対象の純資産簿価は16億4600万元、2015年の売上高は21億9200万元となっている。
なお、今回の再編のため、同社株は2016年5月10日から売買を停止している。
【出所】上海証取サイト上の公告(2016/09/30)
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