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安徽新力金融、第三者決済サービス企業を買収へ
2016.09.07 13:59
安徽新力金融（600318.SS）は7日、同社の事業転換の一環として、金融事業資産の買収計画を明らかにした。第三者決済サービスを展開している北京海科融通支付服務股フン有限公司（海科融通）の全株式を23億7872万5755元で取得し、うち18億1272万3989元は新株で支払う予定。さらに安徽新力金融は複数の機関投資家を対象に増資を実施し、15億元を調達する見込み。調達資金は買収の現金対価に加え、山東省での物流金融サービスなどに充てるとしている。
買収を通じて第三者決済サービスに参入することで、主力の金融事業の競争力強化につながると説明。海科融通の2016年7月末時点の純資産は5億2550万6000元。海科融通の純利益について、2016年が1億元、2017年が1億9500万元、2018年が2億7000万元を下回らないことを売り手は約束している。
対価株と増資の割当価格はいずれも21.49元を予定。対価株の発行株数は8435万2000株（買収後の発行済み株数の25.85％）に上り、12カ月のロックアップ（売却禁止）期間が設定される。筆頭株主の持ち株比率は13.11％、安徽海螺水泥（00914.HK）の持ち株比率は12.07％にそれぞれ低下する見通し。
なお、安徽新力金融の株式は2016年3月24日から売買を停止中。上海証券取引所が今回の計画を審査するため、売買停止を継続するという。
【出所】上海証取サイト上の公告(2016/09/07)
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