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四創電子、資産買収と増資を含む再編を計画
2016.08.09 13:49
四創電子（600990.SS）は8日、親会社からの資産買収と増資を含む再編計画を発表した。軍民両用の警戒用レーダー設備などを生産・販売する安徽博微長安電子有限公司（博微長安）の全出資持分を親会社から取得する。買収総額は11億2189万500元を予定し、対価株を割り当てるかたちで支払う。さらに四創電子は複数の投資家を対象に増資を実施し、最大で2億6000万元を調達する計画。調達資金は博微長安の警戒用低空レーダー設備の生産能力拡充などに投じるという。再編を通じて収益源の拡大や既存事業とのシナジー効果などが図れるほか、中国政府が進める「軍民融合」政策にも合致するとしている。
博微長安の2015年9月末時点の純資産は3億9359万3400元。再編がすでに完了していたと仮定した場合、四創電子の2015年の売上高は23.86％、純利益は70.11％増加すると試算される。
対価株と増資の割当価格はいずれも61.58元（調整あり）。再編を通じて最大2244万569株（再編後の発行済み株数の14.10％）の新株が発行され、親会社の持ち株比率は45.66％に上昇する見込み。発行する新株には最大36カ月のロックアップ（売却禁止）期間が設定される。
【出所】上海証取サイト上の公告(2016/08/08)
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