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【8月8日の香港市場】

2016.08.08 18:07

 主要指数はそろって3日続伸。ハンセン指数は前営業日比1.57%高の2万2494.76ポイント、H株指数は1.58%高の9276.56ポイント、レッドチップ指数は1.93%高の3819.36ポイント。メインボードの売買代金は先週末に比べ約11%増加し、607億9400万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は1億6200万元の買い越しだった。

 先週末のニューヨーク市場は、米雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことを好感し、ダウ平均が大幅反発。香港の主要指数は高く寄り付き、その後も安定的に推移。ダウ平均先物が堅調だったことや上海総合指数が終値で3000ポイントを回復したことが追い風となり、香港の主要指数はいずれも本日の高値付近で引けた。

 ハンセン指数の構成銘柄は幅広く買われた。ナスダック総合株価指数が過去最高値を更新した流れを受け、パソコン世界最大手の聯想集団(00992.HK)が上昇率1位の6.03%高だったほか、テンセント(00700.HK)が2.27%高。米国を主力マーケットとする利豊(00494.HK)が上昇率4位の4.07%高。米雇用統計の上振れを好感した。このほかでは内需株や香港系不動産株の上昇が目立った。一方、中国石油化工(00386.HK)が0.17%安で、ハンセン指数構成銘柄で唯一の値下がりとなった。

 そのほかの銘柄では、上海実業(00363.HK)が5.43%高。堅調な業績を予想するアナリストが目標株価を引き上げたことを好感した。事業ポートフォリオが成長性とディフェンシブ性を備えていると、このアナリストは評価している。中国遠洋控股(01919.HK)は3.70%高。親会社から海外資産を買収する計画が材料視された。また、中国恒大(03333.HK)が3.69%高、万科企業(02202.HK)が1.48%高。中国恒大が万科企業の大株主となったことをアナリストがポジティブに評価し、これが買い材料となった。一方、パークソン(03368.HK)は1.49%安。16年6月中間決算で赤字が拡大する見通しを発表し、これが嫌気された。(中国部・千原)

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