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勇利航業、シンガポール市場での上場をセカンダリーに変更
2016.08.03 11:05
勇利航業（01145.HK）は8月2日、シンガポールでの上場をプライマリー・リスティング（主たる上場）からセカンダリー・リスティング（副次的な上場）に変更すると発表した。香港証券取引所でのプライマリー・リスティングは維持する方針。これについて株主総会で決議するという。
勇利航業は現在のところシンガポールと香港の両方でプライマリー・リスティングしており、両市場の規則を厳格に順守する必要がある。このためシンガポールでの上場をセカンダリー・リスティングに変更することで、コンプライアンス（法令順守）のコストを削減し、経営資源を本業に投入する方針と説明している。
また、同社の発行済み株数のうち、シンガポール市場で取り引きされているのは約10.03％にすぎず、約89.97％が香港市場で売買されている。取引規模も香港市場がシンガポール市場を上回っている。今回の計画にはこうした実情を反映する意味もあるという。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/08/02)
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