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万華媒体、筆頭株主の交代にともない公開買付
2016.08.02 10:38
万華媒体（00426.HK）は8月1日、2億9270万株（発行済み株数の約73.01％）に上る同社株を筆頭株主の世界華文媒体（00685.HK）が青島西海岸控股（国際）有限公司に売却することで契約したと発表した。取引が完了すれば、青島西海岸控股（国際）有限公司は未保有の万華媒体の株式に対するマンダトリー・オファー（義務的公開買付）を実施することになる。
今回の売却価格は総額4億9805万8320HKドル、1株あたり1.7016HKドル。マンダトリー・オファーの提示価格は1株あたり1.7016HKドルで、万華媒体の2016年7月22日の終値1.4HKドルを約21.54％上回る。
今回の取引にともない、万華媒体は主な雑誌出版業務、芸能人マネジメント業務、投資業務を世界華文媒体に売却する予定。万華媒体は雑誌「明周」の関連業務のみを継続することになる。
なお、今回の売却には複数の前提条件が設けられており、これをクリアすることが必要となる。売却先の青島西海岸控股（国際）有限公司は、国有企業の青島西海岸発展（集団）有限公司の傘下にある。
今回の情報開示のため、万華媒体の株式は2016年7月25日に売買停止となったが、2016年8月2日に取引を再開する予定（台風警報シグナル8の発令にともない延期する可能性あり）。
（同件につきましては、2016年8月1日付「世界華文媒体、万華媒体の株式売却で国有企業と契約」、2016年3月7日付「親会社の世界華文媒体が保有株を売却へ」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/08/01)
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