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復星医薬'H'、インドの注射剤大手「グランド・ファーマ社」を買収へ
2016.07.29 10:32
復星医薬'H'(02196.HK)は29日、インドの大手注射剤メーカーである「Gland Pharma Ltd.」(グランド・ファーマ)を買収すると発表した。最大で12億6137万米ドルを投資し、グランド・ファーマの株式86.08%(転換型優先株6.083%を含む)を取得する。対価のうち最大5000万米ドルに関しては、グランド・ファーマの血栓症予防薬「エノキサパリン」が米国で当局の認可を取得し商品化された場合に創業者へ支払われる予定。
グランド・ファーマはインドで最初に米国食品医療品局(FDA)に承認された注射剤メーカー。米国、欧州を含む世界各地で医薬品適正製造規範(GMP)に基づく生産ラインを持ち、米国を中心とする各国で医薬品の登録・販売能力を有するという。グランド・ファーマを傘下に収めることで、復星医薬'H'は製品・生産ラインの拡充、研究開発力の強化、インドを含む海外展開の加速が図れると説明している。
グランド・ファーマの2016年3月末時点の純資産は167億7100万ルピー。2016年3月本決算の売上高は135億7500万ルピー、純利益は31億3600万ルピーだった。
なお、復星医薬'H'は復星国際(00656.HK)の支配下にある。
今回の情報開示のため、復星医薬'H'のA株とH株、復星国際の株式は2016年7月28日に売買停止となったが、いずれも2016年7月29日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/07/29)
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