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匹克体育、実質支配者が同社株の非公開化を正式提案
2016.07.26 13:48
匹克体育（01968.HK）は26日、スキーム・オブ・アレンジメント方式による同社株の非公開化（上場廃止）を実質支配者の許景南・主席ファミリーが正式に提案したと発表した。許主席ファミリーは匹克体育の未保有株すべての買い取り、消却を目指す。長期的な経営戦略の転換を踏まえ、許主席サイドは同社株の非公開化が適当と判断。さらに同社株の株価低迷や流動性の低下などを考慮し、株主に対して現金化の機会を提供できると説明している。
1株あたりの対価は2.60HKドルを予定し、2016年7月25日の終値2.35HKドルを10.6％上回る水準。予定スケジュールは決まりしだい、開示するという。
なお、非公開化計画の発効には、株主総会での特別決議や、裁判所会議での独立株主による75％以上の賛成などが必要となる。このため、必ずしも実施されるとは限らないと強調している。
今回の情報開示のため、同社株は2016年7月26日に売買停止となったが、同日14時（日本時間）に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/07/26)
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