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【7月22日の中国本土市場】
2016.07.22 17:13
主要指数はいずれも下落。上海市場は上海総合指数が前日比0.86%安の3012.81ポイント、A株指数が0.86%安の3153.79ポイントと、そろって反落。B株指数も3日ぶりに反落し、0.55%安の351.14ポイントだった。深セン市場はA株指数が4日ぶりに反落し、0.91%安の2112.77ポイント。B株指数は9日ぶりに反落し、0.36%安の1144.78ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約3%減少し、概算で5398億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は3億2600万元の買い越しだった。
上海総合指数は小安く寄り付き、一本調子で下げ幅を拡大。本日の安値付近で引けた。上海市場の下落銘柄は全体の7割半に上った。深セン市場は全体の7割近くの銘柄が下落した。ニューヨーク市場でダウ平均が10日ぶりに反落。こうしたなか週末を迎えることもあり、売りが膨らんだ。
上海A株市場では時価総額の大きな銀行株、石油株、保険株が幅広く売られ、上海総合指数の重荷となった。こうしたなか西部砿業(601168.SS)がストップ高。新株発行による資産買収計画を発表し、これが買い材料となった。また、上海市政府系の銘柄が堅調。長江投資(600119.SS)が6.31%高、上海蘭生(600826.SS)が5.48%高。政府系上場企業の再編計画を見込んだ買いが入ったもようだ。
上海B株市場の下落銘柄は全体の9割に達した。こうしたなか上海市政府系の銘柄が逆行高。上海開開実業(900943.SS)が1.31%高、上海臨港(900928.SS)が1.23%高、上海宝信ソフト(900926.SS)が0.82%高、上海ディーゼルエンジン(900920.SS)が0.11%高だった。
深センB株市場は全体の8割あまりの銘柄が下落。こうしたなか深セン赤湾石油基地(200053.SZ)が4日連続のストップ高となった。(中国部・千原)
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