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華聯国際、百威国際を割当先とする増資で正式契約
2016.07.22 10:43
華聯国際（00969.HK）は21日、百威国際（00718.HK）などを対象に増資を実施することで、正式に契約したと発表した。1株あたりの発行価格は0.16HKドル、割当株数は計45億株（増資後の発行済み株数の67.26％）に上り、うち37億株（同55.30％）は百威国際に割り当てる。増資が完了した場合、百威国際は華聯国際の新筆頭株主となり、マンダトリー・オファー（義務的公開買付）の実施義務が発生する見通し。百威国際はその免除を申請するという。
発行価格の0.16HKドルは2016年7月18日の終値0.3HKドルを46.67％下回る水準。華聯国際は増資を通じて約7億700万HKドル（諸費用を除く）を調達する見込みで、債務返済に充てる方針。主力の砂糖精製事業の不振で厳しい状況にある財務や資金繰りの改善が期待できると説明している。百威国際にとっても砂糖精製事業などへの進出が図れるほか、将来的には華聯国際の事業リストラも検討しているという。
今回の情報開示のため、華聯国際と百威国際の株式は2016年7月19日に売買停止となったが、いずれも2016年7月22日に取引を再開する予定。
（同件につきましては、2016年5月16日付「百威国際を割当先とする増資で覚書」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/07/21)
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