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順龍控股、エクイティファイナンスを計画
2016.07.14 12:29
順龍控股（00361.HK）は13日、大規模なエクイティファイナンスの計画を通じて実質筆頭株主が交代する見通しを発表した。28億6100万株（増資後の発行済み株数の55.01％）の新株と額面7410万HKドルの転換社債（CB）を実業家の黄有龍氏の支配企業に割り当てる予定。これにより、諸費用を除いて約3億9725万4000HKドルを調達する見込みで、サイパン島の大型リゾート開発をめぐる買収資金や建設資金に投じるとしている。
新株の発行価格とCBの転換価格はいずれも0.114HKドルで、2016年7月8日の終値0.310HKドルを63.23％下回る水準。CBがすべて転換された場合、黄氏の持ち株比率はさらに60.00％に上昇する見通し。取引が実施された場合、マンダトリー・オファー（義務的公開買付）の義務が発生するが、黄氏はその免除を申請する方針であり、さらに順龍控股の主力事業の維持と上場継続を約束している。
なお、実業家の黄氏は阿里巴巴影業（01060.HK）や瑞東集団（00376.HK）、金宝宝（01239.HK）に主要株主として投資しており、中国の人気女優である趙薇（ヴィッキー・チャオ）の夫でもある。
今回の情報開示のため、順龍控股の株式は2016年7月11日に売買停止となったが、2016年7月14日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/07/13)
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