内藤証券

マーケット情報

お取扱商品のマーケット情報をご覧いただけます。

中国株ニュース 詳細

万科企業、ブラックストーンとの資産再編を計画中

2016.07.12 10:28

 万科企業(02202.HK)は12日、深セン市地鉄集団有限公司(深セン市地鉄集団)とは異なる第三者企業と進めている資産再編について、その概要を明らかにした。これによると、米資産運用大手のブラックストーン・グループなどから商業不動産会社の株式96.55%を買収する方向で、2016年1月から共同パートナーと交渉を進めてきたと説明。実際の買収は万科企業が共同で設立したファンドが実施するという。

 商業不動産会社の株式96.55%の評価額は128億7000万元に上り、万科企業は同ファンドに約38億8900万元を拠出する方針。ただ、今回の対価は新株ではなく現金であると強調している。現時点で法的拘束力のある契約は交わしておらず、必ずしも実施されるとは限らないとしている。

 なお、すでに万科企業は新株を対価とする深セン市地鉄集団の不動産資産買収を柱とした再編計画の詳細を発表。同時にほかの第三者企業とも再編に向けて交渉中であることを明らかにしていた。

(同件につきましては、2016年7月6日付「A株株価の異常変動について説明」、2016年7月4日付「経営陣退陣の要求を董事会が拒否」、2016年6月30日付「信用格付けが引き下げの可能性も」、2016年6月28日付「定時株主総会で董事会報告が否決に」、2016年6月27日付「現経営陣の総退陣を筆頭株主が要求」、2016年6月20日付「資産再編計画の詳細」、2016年3月18日付「資産再編の進ちょく」、2016年3月14日付「重大な資産再編に向け深セン市地鉄集団と意向書を締結」、2016年2月22日付「重大な資産再編の進ちょく」をご参照ください)
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/07/12)

一覧へ戻る

外国株式のリスク
外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
外国株式取引の手数料について
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
中国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
米国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。