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南京デパート、大規模再編の内容を一部変更
2016.07.11 16:01
南京デパート(600682.SS)は11日、臍帯血事業への進出を柱とする大規模な再編計画について、内容を一部変更したと発表した。親会社グループなどから医療・介護事業の資産を取得する計画について、総買収額を当初の59億元から52億9000万元に修正。対価株の発行価格を18.61元に改めた。
さらに複数の機関投資家を対象とする第三者割当増資について、調達予定の上限額を3億5000万元に変更。割当価格の下限を32.98元にそれぞれ修正した。調達した資金は介護人員の研修・教育センターの設立などに充てるとしている。一連の再編を通じ、最大で計2億9486万8255株(再編後の発行済み株数の26.26%)の新株を発行する予定。親会社の三胞集団有限公司の持ち株比率は27.70%となる見込み。発行した新株には最大36カ月のロックアップ(売却禁止)期間が設定されている。
なお、売り手である親会社などは売却する事業会社に関して利益保証を提供しており、2016年の純利益は計2億9600万元、2017年は3億7800万元、2018年は4億9100万元を上回ると約束している。
(同件につきましては、2016年1月27日付「大規模再編の最終プランを発表」、2016年1月12日付「臍帯血事業の買収について追加説明」、2016年1月8日付「臍帯血会社の買収で金衛医療と正式契約」、2015年11月6日付「金衛医療、米上場子会社を南京デパートに売却へ」、2015年8月11日付「金衛医療、米上場子会社の中国事業買収を南京デパートが提案」をご参照ください)
【出所】上海証取サイト上の公告(2016/07/11)
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