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万科企業、A株株価の異常変動について説明
2016.07.06 09:09
万科企業(02202.HK)は6日、同社A株の株価下落率と株価指数の動きとの乖離幅が2016年7月4、5日の2営業日の累計で20%を超えたことを受け、説明公告を発表した。実質筆頭株主の姚振華氏が7月5日に同社A株を追加取得し、持ち株比率を24.972%まで引き上げたという。
新株発行による大規模な資産買収を通じて深セン市地鉄集団有限公司(深セン地鉄)を筆頭株主に迎えることを柱とした再編計画をめぐっては、これまでの開示通り筆頭株主の姚氏サイドと2位株主で国有企業の華潤集団が強硬に反対しており、再編を主導する現経営陣と対立状態にあると説明。株価に影響を与えるような情報はすでに開示しているという。公告によると、姚氏は経営陣の総退陣を要求している一方、華潤集団は新株による買収という方法には反対しているが、深セン地鉄との提携自体は支持している。
なお、姚氏サイドによる経営陣解任を目的とした臨時株主総会の開催要求に対し、万科企業の董事会(取締役会)はこれを拒否している。再編や経営権をめぐる混乱に対し、格付け機関は懸念を示しており、経営陣が解任された場合、格下げの可能性が高まるとしている。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/07/06)
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