中国株ニュース 詳細
浙江東方グループ、修正後の再編計画を発表
2016.06.30 11:54
浙江東方グループ(600120.SS)は6月30日、資産買収や増資を含む再編計画について、内容を大幅に変更したと発表した。新しいプランによると、親会社の浙江省国際貿易集団有限公司などから、信託、商品先物、保険の事業会社3社の出資持分50~100%を取得する。総買収額は16億3272万1200元(調整あり)に引き下げられ、すべて新株で支払う予定。さらに複数の機関投資家などを対象に計画している増資でも、調達額の上限を12億元に変更。調達資金はすべて買収予定の3社への追加出資に充てるとしている。
買収を通じて金融事業が大幅に強化される見通し。買収がすでに完了したと仮定した場合、浙江東方グループの2015年末時点の純資産は再編前に比べ27%拡大し、純利益は約1割増加すると試算される。
また、対価株と増資の割当価格は17.04元(調整あり)。一連の再編を通じて最大1億6623万9504株(再編後の発行済み株数の24.75%)が発行され、親会社の持ち株比率は48.39%となる見通し。
今回の再編を受け、同社株は2015年10月12日から売買を停止。上海証券取引所が同プランを審査することから、売買停止を継続するという。発行する新株には最大36カ月のロックアップ(売却禁止)期間が設定される。
今回の再編を受け、同社株は2015年10月12日から売買を停止していたが、2016年6月30日に取引を再開した。
(同件につきましては、2016年6月14日付「再編計画の内容を一部変更へ」、2016年3月15日付「資産買収や増資を含む再編を計画」をご参照ください)
【出所】上海証取サイト上の公告(2016/06/30)
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門