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TCL通訊、親会社による非公開化を計画
2016.06.13 09:57
TCL通訊（02618.HK）は12日、スキーム・オブ・アレンジメント方式に基づく同社株の非公開化（上場廃止）を親会社のTCL集団股フン有限公司（000100.SZ）が提案したと発表した。計画が発効した場合、TCL通訊は親会社の100％子会社となり、同社株の香港証券取引所での上場は廃止される見通し。株価低迷や流動性低下でエクイティファイナンスが難しくなるなか、上場継続のメリットは乏しいと判断したと説明している。
TCL通訊の株式1株あたりの買取価格は7.50HKドルで、2016年6月3日の終値5.57HKドルを34.65％上回る水準。計画の発効には裁判所会議や株主総会での承認などが必要になり、必ずしも実施されるとは限らないとしている。
今回の情報開示のため、TCL通訊の株式は2016年6月6日に売買停止となったが、2016年6月13日に取引を再開する予定。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/06/12)
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