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泰昇集団、筆頭株主が保有株売却で正式契約
2016.04.20 12:13
泰昇集団(00687.HK)は19日、筆頭株主が同社株66%を売却することで、第三者企業の海航集団有限公司(海航集団)と正式契約を交わしたと発表した。取引が完了した場合、海航集団が泰昇集団の新筆頭株主となり、未保有株に対しマンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施することになる。
マンダトリー・オファーの1株あたりの提示価格は取得価格と同じ4.53HKドルで、2016年4月19日の終値4.42HKドルを2.49%上回る水準。海航集団は泰昇集団の上場継続を約束している。
なお、海航集団の意向などを踏まえ、泰昇集団は杭打ち・基礎工事事業を手がける子会社の泰昇地基控股有限公司(泰昇地基)の株式40%を買収する計画。これにより、同子会社の香港メインボードへのスピンオフ上場計画は中止になるという。
(同件につきましては、2016年4月5日付「筆頭株主が保有株の大部分を売却へ」、2016年3月10日付「筆頭株主が保有株売却の可能性」、2016年1月12日付「杭打ち・基礎工事事業のスピンオフ上場を申請」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/04/19)
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