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中国忠旺控股、主力子会社の実質的なA株スピンオフ上場を計画
2016.03.23 10:38
中国忠旺控股（01333.HK）は22日、アルミ形材製品の製造販売を手がける主力子会社の遼寧忠旺集団有限公司（遼寧忠旺）について、中房置業股フン有限公司（中房置業、600890.SS）との再編を通じた実質的なA株スピンオフ上場の計画を明らかにした。
具体的には、中国忠旺控股は417億元（135億元の配当控除後は282億元）で遼寧忠旺の全出資持分を中房置業に売却する一方、中房置業から2億元で新疆ウイグル自治区の子会社を買収する。差額は中房置業が新株を中国忠旺控股に割り当てるかたちで支払う。さらに中房置業は複数の投資家を対象に最大50億元を調達する増資を実施し、調達資金は遼寧忠旺の設備拡張などに充てるとしている。
再編後、中国忠旺控股は中房置業の株式75.42％を保有する見込み。一方で遼寧忠旺は中房置業の100％子会社となることから、これにより実質的に遼寧忠旺によるA株スピンオフ上場が完成するという。
なお、遼寧忠旺は2015年12月末時点の純資産は316億9000万元、2015年の売上高は154億7800万元、純利益は25億300万元だった。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/03/22)
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