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浙江東方グループ、資産買収や増資を含む再編を計画
2016.03.15 14:00
浙江東方グループ(600120.SS)は15日、資産買収や増資を含む再編計画を発表した。親会社の浙江省国際貿易集団有限公司などから、不良債権処理、信託、商品先物、保険の事業会社4社の出資持分50~100%を取得する。総買収額は71億6899万5600元(調整あり)に上り、すべて新株で支払う予定。さらに複数の機関投資家などを対象に増資を実施し、最大62億2452万元を調達する。調達資金は不良債権処理事業の浙商資産管理有限公司を含む買収対象企業4社の増資などに充てるとしている。
買収を通じて金融事業が大幅に強化される見通し。買収がすでに完了したと仮定した場合、浙江東方グループの2015年末時点の純資産は再編前の約2倍に拡大し、純利益は約5割増加すると試算される。
また、対価株と増資の割当価格は17.15元(調整あり)。一連の再編を通じて最大7億8096万3000株(増資後の発行済み株数の60.71%)が発行され、親会社の持ち株比率は51.28%となる見通し。
今回の再編を受け、同社株は2015年10月12日から売買を停止。上海証券取引所が同プランを審査することから、売買停止を継続するという。
【出所】上海証取サイト上の公告(2016/03/15)
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