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永暉実業、債務・資本再編の詳細
2016.03.14 13:35
永暉実業（01733.HK）は13日、債務・資本再編の詳細を明らかにした。総額3億4650万米ドルに上るシニア債の再編を実施し、債券保有者は比率に応じて不確定価額受領権（CVR）を受領することが債務再編の柱。CVRは権利行使により現金あるいは新株で償還することができる。
さらに償還資金を確保するため、永暉実業は株式併合と株主割当増資（ライツ・イシュー）を実施する予定。20株を1株とする株式併合後の株式1株につき新株3株を割り当てる。割当価格は1株あたり0.69HKドルで、2015年8月28日の終値2.90HKドル（株式併合による調整後）を約76％下回る水準。これにより、約5000万米ドルを調達するという。
予定スケジュールによると、株式併合は2016年4月22日に発効する予定。同日から仮コードのみの取引となり、その間の4月26日に株主割当増資の権利落ちを迎える。5月9～27日はパラレルトレードとなり。5月31日までに債務再編が完了する見通し。
なお、同社株は2015年8月31日から売買停止となっていたが、今回の情報開示を受け、2016年3月14日に取引を再開した。
（同件につきましては、2015年11月26日付「債務再編計画の概要」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/03/13)
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