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【1月14日の香港市場】
2016.01.14 18:00
主要指数はいずれも反落。ハンセン指数は前日比0.58%安の1万9817.41ポイント、H株指数は0.41%安の8459.63ポイント、レッドチップ指数は0.50%安の3531.03ポイントだった。メインボードの売買代金は前日に比べ約2%減少し、概算で754億3300万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は12億6300万元の買い越しだった。
前日のニューヨーク市場は、原油安への警戒感から、ダウ平均が大幅反落。外部環境の悪化を受け、香港市場の主要指数は大幅安で寄り付いた。前場は総じて小動きだったが、後場に入ると上海総合指数が上げに転じたことを追い風に、香港市場でも中国本土系の大型株を買い戻す動きが出た。主要指数は下げ幅を大きく縮めて終了した。オフショア人民元市場の混乱も沈静化しており、人民元HIBOR(香港銀行間貸出金利)の翌日物は年率3.6%付近まで低下した。
ハンセン指数の構成銘柄では、昨日に続いて食品関連株の下げが目立った。中国旺旺(00151.HK)が4.28%安、康師傅(00322.HK)が3.03%安と続落し、台湾系食品株が下落率1~2位に並んだ。また、蒙牛乳業(02319.HK)が1.74%安、華潤ビール(00291.HK)が0.79%安だった。
一方、低く寄り付いたエネルギー関連株の一角が上げに転じた。石炭最大手の神華能源(01088.HK)が上昇率1位の3.46%高だったほか、中国石油天然気(00857.HK)が0.67%高、中国海洋石油(00883.HK)が0.13%高。中国石油化工(00386.HK)は1.17%安だったものの、前場に比べ下げ幅を縮めた。中国政府がガソリンなど石油製品の国内価格に制限を設定。国際原油相場が1バレル130米ドル超や40米ドル未満となった場合は、国内価格を調整しないと決定し、これが影響したもようだ。
そのほかの銘柄では、風力発電の協合新能源(00182.HK)が5.40%高。15年12月本決算が大幅増益となる見通しを発表し、これを好感した。大洋集団(01991.HK)は筆頭株主が交代する可能性を材料に6.31%高だった。(中国部・千原)
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