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創信国際、現物配当が中止に
2016.01.06 13:03
創信国際(00676.HK)は5日、実質筆頭株主の呉振山(トーマス・ウー)主席ファミリーによる保有株(発行済み株数の64.15%)売却にともなう靴製造事業会社の株式(未上場)を現物配当する件について、中止になったことを明らかにした。現物配当を実施した場合、香港証券取引所から十分な事業と資産を持たない企業に認定され、同社株が売買停止、あるいは上場廃止となる可能性があるため。現物配当の中止にともない、同未上場株への公開買付(TOB)も中止になる。
また、保有株の売却先であるギョク誠国際控股有限公司(ギョク誠国際)に関しても、香港で資産差し押さえの処置を受けたことが判明。ギョク誠国際との連絡もつかないという。一連の状況を踏まえ、呉主席は保有株の売却に関し、内容の見直しを検討していくという。
保有株売却の件をめぐり、同社株は2015年10月8日に売買停止となったが、2016年1月6日に取引を再開した。
(同件につきましては、2015年12月3日付「筆頭株主の交代や現物配当を計画」、2015年9月3日付「筆頭株主が保有株売却の可能性も」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/01/05)
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