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卓亜資本、大規模なエクイティファイナンスを計画
2016.01.06 11:41
卓亜資本（08295.HK）は5日、大規模なエクイティファイナンスを実施すると発表した。中国本土の投資会社である中植資本管理有限公司（中植資本）に対し、1株あたり0.298HKドルで計16億3075万6836株（ファイナンス実施後の発行済み株数の46.79％）の新株を割り当てる。さらに複数の機関投資家などに、1株あたり0.3876HKドルで4億株（同11.48％）の新株を割り当てる。
一連のファイナンスにより、卓亜資本は諸費用を除き約6億3200万HKドルを調達する見込み。引受や貸出、自己売買、資産管理など各種金融業務の拡大に充てるという。中植資本への割当価格（0.298HKドル）は2015年10月28日の終値0.38HKドルを21.58％下回る水準。
また、現筆頭株主の楊佳ショウ・主席などが保有株44.59％を中植資本に売却する予定。一連の取引が完了した場合、中植資本は新筆頭株主として、卓亜資本の株式65.40％を保有することになる。上場規則に基づき、中植資本は未保有株に対しマンダトリー・オファー（義務的公開買付）を実施する予定。提示価格は1株あたり0.39HKドルで、卓亜資本の上場継続を約束している。
今回の情報開示のため、同社株は2015年10月29日に売買停止となったが、2016年1月6日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/01/05)
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