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互益集団、大規模なエクイティファイナンスを計画
2016.01.06 12:39
互益集団（03344.HK）は5日、大規模なエクイティファイナンスを実施すると発表した。中国本土で信託投資業などを展開する中融国際信託有限公司（中融国際）に対し計20億1000万株（ファイナンス実施後の発行済み株数の50.05％）の新株を割り当て、諸費用を除き約10億9837万HKドルを調達する。さらに複数の機関投資家などに最大13億株（同32.37％）の新株を割り当て、6億8359万HKドルを調達するという。
一連の増資を経て、中融国際は互益集団の新たな筆頭株主となる。中融国際は互益集団の既存事業である繊維生産などを当面維持するものの、収益改善に向けて新規事業を積極的に展開していく方針。天然ガス事業を中核にリース事業にも進出する予定で、ファイナンスで調達した資金を投じるという。このほか、銀行借入の返済にも充てる。
なお、新株の1株あたりの発行価格はいずれも0.56HKドルで、2015年11月27日の終値1.43HKドルを60.84％下回る水準。新筆頭株主となる中融国際にはマンダトリー・オファー（義務的公開買付）の義務が発生するが、その免除を申請する方針。
今回の情報開示のため、同社株は2015年11月30日に売買停止となったが、2016年1月6日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/01/05)
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