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【12月29日の香港市場】
2015.12.29 17:59
主要指数はまちまち。ハンセン指数は前日比0.36%高の2万1999.62ポイント、レッドチップ指数は0.66%高の4063.36ポイントと、いずれも反発。H株指数はわずかに続落し、0.005%安の9788.91ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べ約7%減少し、概算で378億6200万HKドル。「港股通」(上海経由の香港株投資)は4億2800万元の買い越しだった。
ハンセン指数は寄り付きから前日終値を挟んで小動き。前場の中盤で上げ幅を広げ、その後は大引けまで2万2000ポイントを挟んで一進一退となった。終値はわずかに2万2000ポイントに届かなかった。H株指数は前日終値を挟んでもみ合ったが、僅差で前日比マイナスとなった。年末ということもあり、商いは閑散。売買代金は400億HKドルを割り込み、終日取引日としては今年最低の水準となった。
ハンセン指数の構成銘柄では、昨日の上昇率1位だった崑崙能源(00135.HK)が続伸し、本日は同2位の2.84%高。都市ガス事業の統括会社を筆頭株主から買収すると発表し、その内容をアナリストが評価。買収価格が適切であるうえ、業績向上も期待できるとしており、これが材料視された。一方、原油相場の下落を嫌気し、本土系石油株が続落。中国石油天然気(00857.HK)が1.51%安、中国石油化工(00386.HK)が0.62%安となり、下落率1~2位に並んだほか、中国海洋石油(00883.HK)が0.12%安。また、年末にもかかわらず、中国人民銀行(中央銀行)が流動性供給を引き締めたことを嫌気し、本土系銀行株が軟調だった。
そのほかの銘柄では、寄り付きから売買停止となっていた恒大地産集団(03333.HK)が、後場から取引を再開し、4.59%高。永久債の発行と不動産開発プロジェクトの買収を発表し、これが材料視された。国際精密(00929.HK)は深セン上場企業から公開買付(TOB)の提案を受け、株価が急騰。終値は37.27%高となり、TOBの提示価格を上回った。(中国部・千原)
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