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【12月24日の中国本土市場】
2015.12.24 17:29
主要指数は上海B株を除いて下落。上海市場は上海総合指数が前日比0.64%安の3612.48ポイント、A株指数が0.65%安の3781.10ポイントと、続落した。B株指数は小幅に12日続伸し、0.03%高の432.98ポイント。深セン市場はA株指数が続落し、0.19%安の2454.66ポイント。B株指数は6日ぶりに反落し、0.71%安の1333.97ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約25%減少し、概算で7496億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は香港のクリスマス休暇にともない、本日から停止。週明け28日に再開する。
上海総合指数は朝方から下げ幅を広げ、前場の中盤で節目の3600ポイントを割り込んだ。後場に入ると下げ幅を縮小し、終値での大台割れを回避した。上海市場は全体の5割半の銘柄が下落した。深セン市場は下落銘柄の方がわずかに多かった。上海A株市場では銀行株がまちまち。保険株は総じて堅調。証券株や石油株が軟調だった。
来年以降の農業政策について話し合う中国共産党の中央農村工作会議が、本日から北京市で始まった。これを受けて農業関連株が物色され、第一トラクター'A'(601038.SS)が8.26%高、亜盛実業(600108.SS)が3.81%高、海南天然ゴム(601118.SS)が2.65%高だった。また、新素材グラフェンの関連銘柄が買われ、美都HD(600175.SS)がストップ高、方大炭素(600516.SS)が3.86%高、悦達投資(600805.SS)が3.02%高だった。
上海B株市場は下落銘柄の方が多かったが、時価総額の大きな内モンゴル伊泰石炭'B'(900948.SS)が1.35%高となり、上海B株指数の上昇に寄与した。また、純粋B株の上昇が目立ち、上海凌雲実業(900957.SS)が上昇率1位の6.89%高、上海匯麗建材(900939.SS)が3.09%高、恒天凱馬(900953.SS)が2.38%高だった。深センB株市場は全体の7割の銘柄が下落した。こちらも純粋B株の上昇が目立ち、アモイ燦坤実業(200512.SZ)が2.83%高、重慶建設摩托車(200054.SZ)が2.01%高となり、上昇率2~3位に並んだ。(中国部・千原)
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