中国株ニュース 詳細
【12月16日の香港市場】
2015.12.16 18:13
主要指数いずれも大幅高。ハンセン指数は10日ぶりに反発し、前日比2.00％高の2万1701.21ポイント。H株指数は3日続伸し、2.08％高の9538.66ポイント。レッドチップ指数は続伸し、1.38％高の4022.46ポイントだった。メインボードの売買代金は前日に比べ約1％増加し、概算で678億7000万HKドル。「港股通」（上海経由の香港株投資）は12億1100万元の買い越しだった。
前日のニューヨーク市場は、原油相場の大幅高を好感し、ダウ平均が続伸。良好な外部環境を背景に、香港市場の主要指数は高く寄り付くと、その後も堅調に推移した。上海総合指数が概ね堅調だったことに加え、ダウ平均先物が上げ幅を広げたことも追い風となった。ただ、米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果発表を控え、売買代金は引き続き低水準だった。
ハンセン指数の構成銘柄では幅広く買われた。本土系石油株はいずれも大幅に続伸。原油価格が低水準となるなか、中国政府がガソリンなど石油製品の価格調整を暫定的に停止したことを好感し、製油部門が大きな中国石油化工（00386.HK）が上昇率1位の7.32％高、中国石油天然気（00857.HK）が同2位の4.95％高。原油相場の上昇を受け、中国海洋石油（00883.HK）が同5位の3.41％高だった。
昨日まで3日連続で下落率1位だった百麗国際（01880.HK）が反発し、本日は上昇率3位の4.79％高。このところ続落していたマカオのカジノ株も買い戻され、銀河娯楽（00027.HK）が上昇率4位の3.82％高、サンズチャイナ（01928.HK）が2.00％高。昨日は政策期待で買われた本土系不動産株は続伸し、中国海外発展（00688.HK）が3.13％高、華潤置地（01109.HK）が2.83％高だった。一方、香港系電力株がそろって逆行安。電能実業（00006.HK）が1.27％安、中電控股（00002.HK）が0.38％安となり、下落率1～2位に並んだ。燃料価格の下落を受け、香港政府が電気料金の引き下げを決め、これが嫌気された。
そのほかでは、復星グループの銘柄が反発。復星医薬'H'（02196.HK）が1.19％高、復星国際（00656.HK）が1.02％高。増資計画が嫌気され、協キン新能源（00451.HK）が9.80％安、保利協キン能源（03800.HK）が6.76％安だった。（中国部・千原）
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価（価格）の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失（為替差損）が生じるおそれがあります。上場投資信託（ETF）は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券（REIT）は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門
