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TCL多媒体、楽視との資本・業務提携を発表
2015.12.14 14:32
TCL多媒体(01070.HK)は11日、IT・メディア企業の楽視網信息技術北京股フン有限公司(300104.SZ、楽視)の傘下企業と資本・業務提携を交わしたと発表した。TCL多媒体は楽視の傘下企業に対し、1株あたり6.50HKドルで計3億4885万株の新株を割り当てる計画。これにより、楽視の子会社は第2位株主としてTCL多媒体の株式20.1%を保有する見込み。クラウドサービスや動画配信、O2O(オンライン・ツー・オフライン、ネットを通じて実店舗での販売促進を図る)などネット関連ビジネスに強い楽視と提携することで、スマートテレビ事業の競争力強化が図れると説明している。
割当価格の6.5HKドルは2015年12月10日の終値4.95HKドルを31.31%上回る水準。調達額は諸費用を除き約22億6100万HKドルに達し、すべて研究開発や海外市場の開拓、買収資金などに充てるという。
今回の情報開示のため、TCL多媒体の株式は2015年12月11日に売買停止となったが、2015年12月14日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/12/11)
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