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中国9号健康、テンセントなどが出資へ
2015.12.11 10:29
中国9号健康(00419.HK)は10日、計画中の潜在的投資家への新株発行について、正式に契約したと発表した。華誼兄弟伝媒股フン有限公司(300027.SZ、華誼兄弟)とテンセント(00700.HK)やファンドなど計6社に対し、計68億3761万9860株(増資後の発行済み株数の50.65%)を1株あたり0.08HKドルで割り当てる。調達額は約5億2700万HKドル(諸費用を除く)に上り、華誼兄弟とテンセントの支援を受けながら国内外のコンテンツ・マルチメディア事業に投資していく方針。すでに複数の映画制作プロジェクトで投資契約を交わしているという。
割当価格の0.08HKドルは2015年5月29日の終値0.88HKドルを90.91%下回る水準。増資が完了した場合、華誼兄弟とテンセントは共同行為者として、中国9号健康への持ち株比率が33.86%に達し、現筆頭株主である袁海波・主席の持ち株比率(14.65%)を上回るという。華誼兄弟とテンセントにはマンダトリー・オファー(義務的公開買付)の義務が発生するが、その免除を申請する方針。
なお、中国9号健康は新株発行の内容について、香港証券取引所の交渉を通じて当初の内容に修正を加えたとしている。
(同件につきましては、2015年12月7日付「新株発行をめぐる香港証取との交渉状況」、2015年10月27日付「新株発行をめぐり香港証取との交渉が難航」、2015年8月10日付「新株発行の進ちょく状況」、2015年7月8日付「筆頭株主交代の可能性で売買一時停止」、2015年6月24日付「新株発行をめぐり覚書締結」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/12/10)
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