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宝聯控股、主要株主が同社の清算を申請
2015.12.10 10:45
宝聯控股（08201.HK）は9日、同社の清算を主要株主の趙晗氏が裁判所に申請したと発表した。趙氏によると、2015年11月13日までに中国新能源動力有限公司（中国新能源動力）が1株あたり0.013HKドルという当時の時価を大きく下回る価格で宝聯控股の株式を大量に取得していたと指摘。これが株主割当増資（オープン・オファー）の計画発表のタイミングと重なることから、同社などが裏で便宜を図った疑いがあると非難し、増資を阻止する構えを見せている。
これに対し、宝聯控股は反論。中国新能源動力は株主割当増資で失権株を引き受ける契約を交わしているからであり、潜在的な保有株数が44億6650万株（増資後の発行済み株数の29.78％）に急増した結果に過ぎず、法令違反などはないと強調している。
なお、株主割当増資はすでに発効し、2015年12月9日付で新株の発行が完了しているという。
今回の情報開示のため、同社株は2015年12月9日に売買停止となったが、2015年12月10日に取引を再開する予定。
（同件につきましては、2015年11月9日付「株主割当増資を計画」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/12/09)
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