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聯美HD、大規模な再編を計画
2015.12.08 13:11
聯美HD（600167.SS）は7日、大規模な資産買収と第三者割当増資の計画を発表した。熱供給事業を手がける企業2社の全出資持分を聯衆新能源有限公司（聯衆新能源）と親会社の聯美集団有限公司（聯美集団）から取得する計画。総買収額は47億500万元（予定）で、1株あたり15.8元で計2億9778万4809株（対価株発行後の発行済み株数の58.53％）の対価株を割り当てる。
また、複数の投資家に1株あたり19.03元で2億3594万3200株（増資後の発行済み株数の31.68％）を上限に新株を割り当てる計画。これにより最大44億9000万元を調達する見込みで、買収予定企業の設備投資などに充てる。
一連の再編を通じ、聯美HDは主力の熱供給事業に関して規模拡大を実現できるほか、クリーンエネルギーやエネルギーリサイクルの分野に新規参入していくという。買収予定企業の2015年7月末時点の純資産は4億7943万7100元。2014年12月本決算の売上高は7億7975万7100元だった。
また、再編後、聯美集団の持ち株比率は16.81％に低下する一方、聯衆新能源は新筆頭株主として36.48％の株式を保有する見通し。支配権が交代することから、同取引は聯衆新能源による「裏口上場」となる。
今回の情報開示のため、同社株は2015年5月27日に売買停止となったが、2015年12月7日に取引を再開した。
【出所】上海証取サイト上の公告(2015/12/07)
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