中国株ニュース 詳細
【12月7日の中国本土市場】
2015.12.07 17:27
主要指数はそろって上昇。上海市場はいずれも反発し、上海総合指数が前営業日比0.33％高の3536.92ポイント、A株指数が0.33％高の3703.33ポイント、B株指数が0.76％高の388.11ポイント。深セン市場はA株指数が反発し、1.25％高の2366.05ポイント。B株指数は6日続伸し、1.56％高の1256.53ポイントだった。両市場の売買代金は先週末に比べ約9％減少し、概算で7510億元。「滬股通」（香港経由の上海A株投資）は買い越しに転じ、買越額は1億2500万元だった。
上海総合指数は先週末の終値を挟んで一進一退。3500～3540ポイントのレンジで推移した。IPO（新規公開）の応募資金が投資家の手元に戻ったものの、売買代金は低水準にとどまった。来年の経済政策の方向性などを話し合う中央経済工作会議が近く開かれる予定であることに加え、11月の主要経済指標の発表を控えていることから、様子見ムードが強かった。上海市場は全体の6割あまりの銘柄が上昇。深セン市場はベンチャー企業が上場する「創業板」の銘柄を中心に、全体の6割半の銘柄が上昇した。
上海A株市場ではメディア関連株の上昇が目立ち、CTVメディア（600088.SS）がストップ高。スポーツ関連株も総じて大幅高となり、中体産業（600158.SS）が制限値幅まで買われたほか、貴人鳥（603555.SS）が5.28％高。リチウム電池関連も堅調で、六国化工【売付のみ】（600470.SS）が7.99％高。個別の材料があった銘柄では、上海電気'A'（601727.SS）は親会社との資産交換を材料にストップ高。上海家化聯合（600315.SS）は一部の株式を対象とした公開買付（パーシャル・オファー）の応募が少なかったことを嫌気し、2.94％安だった。
上海B株市場は全体の6割あまりの銘柄が上昇した。A株を上場していない純粋B株の上昇が目立ち、上海匯麗建材（900939.SS）が9.95％高、上海凌雲実業（900957.SS）が9.09％高、大化集団大連化工（900951.SS）が7.69％高、恒天凱馬（900953.SS）が6.34％高となり、上昇率1～4位に並んだ。深センB株市場の上昇銘柄は全体の7割に上った。ここでも純粋B株が買われ、深セン赤湾石油基地（200053.SZ）が上昇率1位の6.27％高、南京普天通信（200468.SZ）が同3位の5.23％高、瓦房店ベアリング（200706.SZ）が同4位の4.56％高だった。（中国部・千原）
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価（価格）の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失（為替差損）が生じるおそれがあります。上場投資信託（ETF）は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券（REIT）は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門
