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京城機電、資産注入計画の詳細
2015.11.27 10:46
京城機電（00187.HK）は26日、実質筆頭株主の北京京城機電控股有限責任公司（京城控股）による資産注入計画の詳細を明らかにした。ファイナンスリース業務を手がける北京京城国際融資租賃有限公司（京城国際）の出資持分100％を親会社から取得する。買収額は4億9838万4800元を予定し、このうち75％分は新株を割り当てる形で支払う。また、現金部分をまかなうため、京城控股や複数の機関投資家を対象にA株の第三者割当増資を実施し、最大2億元を調達する計画。京城控股は上場する京城機電を投資プラットフォームに転換し、事業の多様化を進めていく戦略を決定。今回の再編はその一環と説明しており、今後24カ月以内の油圧設備事業の注入を約束している。
京城国際の2014年12月本決算は売上高が2億6072万8600元、純利益が372万4000元。対価株の発行が完了した場合、京城控股の持ち株比率は47.11％に上昇する見通し。一連の再編で京城控股が取得する新株には36カ月のロックアップ期間が設定される。総額が含まれていると説明。そのほかの買収対象は現時点で未確定としている。
なお、同社A株とH株は2015年6月29日から売買を停止中。上海証券取引所が同計画を審議することから、売買停止を継続するという。
（同件につきましては、2015年10月15日付「親会社による資産注入計画の進ちょく」、2015年10月1日付「親会社による資産注入を計画」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/11/26)
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