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国美電器控股、量販店買収の対価を引き下げ
2015.10.29 11:59
国美電器控股（00493.HK）は28日、実質筆頭株主の黄光裕・元主席が保有する「国美」ブランドの家電量販店資産を買収する件について、買収総額を90億9500万HKドルに引き下げたと発表した。対価株の発行株数を62億株から55億株に変更。1株あたりの発行価格は引き続き1.39HKドル。対価のワラント発行部分も変わらない。これにより、対価の現金部分は10億元に変更された。
買収予定の量販店は2014年12月本決算で4億642万2000元、2015年6月中間期で3億2829万元の純利益（国美電器控股との取引調整後）を計上。国美電器控股と合算した場合、同量販店の比率はそれぞれ25.8％、34.8％に達する。
取引が完了すれば、黄主席の持ち株比率（共同行為者の分を含む）は48.97％に上昇し、さらにワラントがすべて行使されれば54.09％に拡大する見込み。香港証券取引所が認めたマンダトリー・オファー（義務的公開買付）の免除は、引き続き有効と説明している。
（同件につきましては、2015年7月27日付「実質筆頭株主保有の量販店資産を買収へ」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/10/28)
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