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【10月23日の中国本土市場】
2015.10.23 17:30
主要指数はいずれも続伸。上海市場は上海総合指数が前日比1.29%高の3412.43ポイント、A株指数が1.29%高の3573.85ポイント、B株指数が2.33%高の351.34ポイント。深セン市場はA株指数が2.94%高の2109.70ポイント、B株指数が1.84%高の1160.88ポイント。両市場の売買代金は前日比で約17%増加し、概算で1兆409億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は本日も売り越しとなり、売越額は8億7400万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付き、前場は小動きに終始。ときおり下げる場面もあった。後場に入ると、前日終値付近から一本調子で上げ幅を拡大。中盤で節目の3400ポイントを抜いた。3420ポイントで戻り売りが散見されたが、3日ぶりに終値を3400ポイントに乗せた。売買代金は2日ぶりに1兆元の大台を突破。上海市場と深センのいずれも全体の8割近くの銘柄が上昇した。
来年からの第13次5カ年計画を協議する中国共産党の第18期中央委員会第5回全体会議(五中全会)が、週明け26日に始まる予定。これを前に政府が重点を置きそうな分野の関連銘柄が物色された。国有企業改革の関連銘柄では、南京熊猫電子'A'(600775.SS)、洛陽玻璃'A'(600876.SS)、方興科技(600552.SS)、風帆(600482.SS)がストップ高。京津冀地区(北京、天津、河北省)の首都圏構想に関連した銘柄では、万通地産【売付のみ】(600246.SS)、華遠地産(600743.SS)がストップ高だったほか、華業資本(600240.SS)が6.90%高。環境保護関連では竜浄環保(600388.SS)、菲達環保(600526.SS)などがストップ高だった。
また、主要70都市の住宅価格統計で、9月は新築住宅の価格が前月比で上昇した都市が39に上ったことを好感し、不動産株の上昇が目立った。ベンチャー企業が多く上場する深セン市場では、健康・医薬、環境保護、インダストリー4.0(工業のデジタル化)、電気自動車向け充電スタンドなどの関連銘柄が堅調だった。その一方でインフラ建設株などが軟調だった。
上海B株市場はほぼ全面高となり、値下がりは中路(900915.SS)の0.10%安だけだった。深センB株市場も9割あまりの銘柄が上昇した。(中国部・千原)
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