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通信大手3社、基地局資産を共同設立の整備会社に譲渡へ
2015.10.15 12:03
中国本土の通信大手3社は14日、共同で設立した基地局整備会社の中国鉄塔股フン有限公司（中国鉄塔）に対し、それぞれの基地局資産を譲渡すると発表した。中国鉄塔は現金と新株で支払う。これは中国鉄塔にとって通信3社の現物出資による増資に相当。さらに国務院が設立した中国国新控股有限責任公司（中国国新）も現金で出資する予定。これにより、中国鉄塔の持ち株比率は中国移動（00941.HK）、中国聯合網絡通信（600050.SS）、中国電信（00728.HK）の大手3社がそれぞれ38.0％、28.1％、27.9％、中国国新は6.0％となる見込み。
なお、大手3社の取引き内容をみると、中国移動は簿価969億1516万5000元の資産を譲渡する予定。これにより約195億元の売却益が発生する見込みで、そのうち62％は取引完了時に当期の利益として計上されるという。中国電信の売却益は約51億3200万元で、そのうち72.1％が完了時に利益計上。中国聯合網絡通信は傘下の中国聯合網絡通信（香港）（00762.HK）を通じて資産を売却する予定で、96億8200万元に上る売却益のうち71.9％が計上されるとしている。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/10/14)
上海証取サイト上の公告(2015/10/15)
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