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上置集団、第三者割当増資を計画
2015.10.13 14:29
上置集団(01207.HK)は12日、第三者割当増資の計画を発表した。上海市の民営コングロマリットである中国民生投資股フン有限公司(中国民生投資)を含む第三者企業6社に対し、計149億株(増資後の発行済み株数の72.45%)を1株あたり0.1HKドルで割り当てる。調達額(諸費用控除前)は約14億8600万HKドルに上り、債務返済や運転資金に加え、将来の不動産開発プロジェクトなどに充てるという。
割当価格の0.1元は2015年9月21日の終値0.39HKドルを74.36%下回る水準。増資完了後、中国民生投資は上置集団の株式60.78%を保有する筆頭株主になる見込み。中国民生投資にはマンダトリー・オファー(義務的公開買付)の義務が発生するが、その免除を申請する方針で、増資成立の前提条件の一つにもなっている。
さらに、同社や子会社の名義で施建・前主席が無断で担保を提供していた件をめぐっても、仮にデフォルトで上置集団に支払い義務が発生した場合、中国民生投資は支援を実施する意向を示している。
なお、同社株は2015年9月22日から売買停止となっている。
(同件につきましては、2015年9月25日付「経営トップに越権行為が判明」、2015年9月16日付「出資受入で覚書を締結」、2015年6月10日付「経営トップを検察が軟禁」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/10/12)
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