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【9月18日の中国本土市場】
2015.09.18 17:19
主要指数はそろって反発。上海市場は上海総合指数が前日比0.38%高の3097.91ポイント、A株指数が0.38%高の3245.11ポイント、B株指数が1.31%高の302.62ポイント。深セン市場はA株指数が1.24%高の1755.82ポイント、B株指数が1.08%高の1041.06ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約32%減少し、概算で4726億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は本日も買い越しとなり、買越額は26億8500万元に増加した。
上海総合指数は昨日の終盤で急落した反動から、本日は始値を3100ポイントに乗せてスタートした。その後は前日終値と大台を挟んで推移。後場では上昇率が1%を超える場面もあったが、わずかに終値を3100ポイントに乗せることができなかった。本日が週末であることに加え、昨日は終盤で一気に約120ポイント下げたこともあり、手控えムードが強かった。売買代金は旧正月前の今年2月上旬以来の水準に落ち込んだ。
上海と深センの両市場はいずれも全体の7割の銘柄が上昇した。上海A株市場では、大学関連銘柄の上昇が目立ち、同済科技(600846.SS)、方正科技集団(600601.SS)、復旦復華(600624.SS)がストップ高だったほか、同方(600100.SS)が6.52%高。また、中韓自由貿易協定(FTA)の関連銘柄も堅調で、大連港'A'(601880.SS)が4.72%高、営口ポート(600317.SS)が3.25%高、錦州港務'A'(600190.SS)が3.19%高。一方、時価総額の大きな銀行株や石油株が軟調で、上海総合指数の重荷となった。
上海B株市場は全体の8割半の銘柄が上昇した。深センB株市場の上昇銘柄は全体の9割あまりに達したが、康佳集団(200016.SZ)が6日連続のストップ安だった。(中国部・千原)
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