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長江和記、長江基建集団による電能実業の吸収合併を計画
2015.09.09 09:26
長江和記(00001.HK)は8日、子会社の長江基建集団(01038.HK)とその傘下にある電能実業(00006.HK)によるスキーム・オブ・アレンジメント方式を通じた合併計画を発表した。長江基建集団を存続会社として株式交換を通じて電能実業を吸収合併する計画で、株式交換の比率は電能実業の株式1株につき長江基建集団の株式1.04株。2016年初めまでの完了をめざし、実現すれば電能実業の株式は上場廃止となり、電能実業の株主は長江基建集団の株式を保有することになる。
吸収合併により、長江基建集団は規模拡大とシナジー効果の追求が見込め、海外展開を進めていく計画。電能実業の株主にとっても、引き続き同じインフラ企業に投資することになり、将来の配当の増加などが期待できるとしている。
さらに長江基建集団は再編後、1株あたり5HKドルの特別配当を実施するほか、社名を「長江基建実業(集団)有限公司」(CK Infrastructure Assets (Holdings) Ltd.)、売買単位を500株に変更するという。今回の吸収合併で長江基建集団は13億5657万4149株の新株を発行する予定。これにより長江和記の長江基建集団に対する持ち株比率は49.19%に低下する見込み。
なお、一連の計画は長江基建集団と電能実業の株主総会で独立株主の承認を得るなど、複数の前提条件が設定されており、必ずしも実施されるとは限らないと強調。予定スケジュールなどはあらためて開示するとしている。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/09/08)
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