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華富国際、第三者割当増資を計画
2015.09.01 10:46
華富国際(00952.HK)は8月31日、支配権の変更をともなう第三者割当増資の計画を発表した。中国民生銀行(01988.HK)傘下の民生商銀国際控股有限公司(民銀国際)を含む機関投資家12社や民銀国際の従業員などを対象に、1株あたり0.565HKドルで計233億7487万5931株の新株(増資後の発行済み株数の93.94%)を割り当てる。これにより、諸費用を除いて約132億HKドルを調達する見込み。資本基盤の大幅な強化が見込め、既存業務の拡大などに充てるとしている。
増資後、民銀国際は華富国際の新筆頭株主として、35.64%の株式を保有する見込み。上場規則に基づき民銀国際は、自社を含む機関投資家12社の保有分以外について、マンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施することになる。
マンダトリー・オファーの提示価格は同じく0.565HKドルで、2015年8月28日の終値1.41HKドルを59.93%下回る水準。民銀国際は華富国際の上場継続を約束しており、公開買付後は浮動株比率の回復に向けて必要な措置をとるという。
今回の情報開示のため、華富国際の株式は2015年8月31日に売買停止となったが、2015年9月1日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/08/31)
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