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【7月22日の中国本土市場】
2015.07.22 17:55
上海市場は上海総合指数が前日比0.20%高の4026.04ポイント、A株指数が0.20%高の4218.30ポイントと、小幅に5日続伸。B株指数は小幅に続伸し、0.01%高の368.50ポイント。深セン市場はA株指数が5日続伸し、1.01%高の2393.65ポイント。B株指数が3日続落し、0.50%安の1288.64ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約6%増加し、概算で1兆2840億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は本日も売り越しとなり、売越額は4億3400万元だった。
上海総合指数は4000ポイントを割り込んで寄り付いたが、すぐに大台を回復し、その後は前日終値を挟んで一進一退。後場寄りで再び4000ポイントを割り込み、本日の安値を付けたが、終盤にかけて急回復し、終値を大台に乗せることができた。上海市場は全体の5割半近くの銘柄が上昇したが、時価総額の大きな銀行株、保険株のほか、鉄道建設関連株が軟調で、上海総合指数の重荷となった。深セン市場の上昇銘柄は4割半程度だったが、下落銘柄に比べ300銘柄ほど多かった。
上海B株市場は全体の5割半の銘柄が上昇。A株を上場していない純粋B株の一角が堅調で、大化集団大連化工(900951.SS)が2.79%高、上海錦江国際トラベル(900929.SS)が2.64%高、上海陽晨投資(900935.SS)が2.51%高、恒天凱馬(900953.SS)が2.48%高だった。一方、金相場の下落を受け、宝飾品大手の老鳳祥(900905.SS)が下落率1位の3.61%安だった。
深センB株市場は6割あまりの銘柄が下落した。A株増資の計画を明らかにしている広東電力(200539.SZ)が、下落率1位の9.35%安。また、昨日はストップ安だった本鋼板材(200761.SZ)も続落し、本日は同2位の5.20%安。一方、資産買収とA株増資の計画を発表して本日から売買を再開した広東高速道路(200429.SZ)がストップ高。深セン中冠紡織印染(200018.SZ)は将来の支配株主が買い増しを実施している影響もあり、ストップ高となった。(中国部・千原)
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