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漢能薄膜発電、売買停止措置をめぐりSFCと対立
2015.07.17 13:23
漢能薄膜発電(00566.HK)は16日、同社株の売買停止を香港証券及期貨事務監察委員会(SFC=香港証券先物管理委員会)に命じられたことを受け、この措置の取り消しを求める方針を明らかにした。
同社株は株価と出来高の変動を受け、2015年5月20日11時40分(日本時間)に売買を停止。その原因について同社は、建材一体型太陽光発電(BIPV)の販売契約で不履行が発生したためと判断したという。
こうしたなか2015年7月15日にSFCは同社株の売買停止を香港証券取引所に指示。SFCは同社の財務が過度に親会社に依存しているとして、継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)に疑義があると判断。また、同社が管理していない親会社の財務諸表や同社の李河君・主席の債務残高について文書を提出するよう要求した。
同社はSFCが求める文書を提出せず、話し合いによる解決を模索。親会社との取引を減らすため、将来的に事業再編を実施する方針を示した。だが、SFCは文書未提出を理由に、同社株の売買停止の指示を撤回しないと説明している。
こうした状況について同社は、不公平で不合理な措置であり、株主の利益に反すると判断。SFCに同社株の売買停止の指示を撤回させ、取引再開を目指す方針を示した。必要に応じて法的手段により、SFCの決定に反対するという。
同社株をめぐっては、李主席の保有株に占める売り持ち状態の比率が拡大。これについて李主席の借入金の担保となっていることが原因という指摘が出ていた。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/07/16)
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