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PNG資源、株主割当増資などの計画を一部変更
2015.07.17 10:00
PNG資源（00221.HK）は16日、既存株2株につき新株5株を割り当てる株主割当増資（ライツ・イシュー）の内容を一部変更すると発表した。1株あたりの割当価格を0.168HKドルから0.105HKドルに引き下げられ、諸費用を除いた調達額も約3億3830万HKドルに下方修正される。調達資金は当初の予定通り、傘下に置く中国農産品交易（00149.HK）への追加出資や、転換社債（CB）の取得などに充てられる。
このほか、当初は売買単位を現在の4000株から1万株に変更するとしていたが、これを2万株に改める。予定スケジュールも変更され、決まりしだい開示するとしている。割当価格の0.105HKドルは2015年7月10日の終値0.325HKドルを67.69％下回る水準。筆頭株主の位元堂薬業（00897.HK）は引き続き、割当分すべてに応じる意向を示している。
なお、PNG資源による中国農産品交易への追加出資やCBの取得についても、内容を一部修正。中国農産品交易の新株の割当価格を1株あたり0.245HKドル、CBの行使価格を0.305HKドルに下方修正する。ほかにも中国農産品交易は別の会社に対してCBを割当発行。一連のファイナンスを通じて中国農産品交易は最大で約10億HKドルを調達する見込み。新規の農産物取引所の設置や債務返済、運転資金などに充てるとしている。
今回の情報開示のため、PNG資源と中国農産品交易の株式は2015年7月13日から売買停止となっていたが、2015年7月17日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/07/16)
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