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桑徳国際、預金残高と帳簿の不一致は企業買収が原因
2015.06.24 14:22
桑徳国際（00967.HK）は24日、同社の銀行預金残高と帳簿に2014年末時点で20億元の差額が存在していた件について、企業買収にともなって支払った手付金が原因であると発表した。
2014年8月に同社は水処理会社2社を41億元で買収することについて交渉。桑徳国際の文一波・主席が代理人として交渉することになり、20億元の手付金を支払うことになった。この手付金は買収が完了すれば変換される性質のものであり、文主席を通じて交渉相手に支払われた。確認したところ、手付金は桑徳国際から文主席に振り込まれた後、直ちに交渉相手に支払われた。
こうした手付金の支払いを財務担当者が帳簿に直ちに反映しなかったことが、今回の問題の原因と説明している。なお、手付金は文主席が負担することが決まり、2015年4月に桑徳国際に返還された。こうした問題が今後発生しないよう防止策を構築するという。
同社株は2015年3月16日から売買停止となっているが、防止策の実施や2014年12月本決算の発表が完了するまで継続すると説明している。
（同件につきましては、2015年4月30日付「預金残高と帳簿に20億元の差額」、2015年4月1日付「決算未発表で売買停止」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/06/24)
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