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盈信控股、怡益控股の株式を売却
2015.06.16 10:41
盈信控股（00015.HK）は16日、間接保有する怡益控股（01372.HK）の株式1億5000万株（発行済み株数の75％）を実業家の姜建輝氏に売却すると発表した。売却価格は総額4億8501万HKドル、1株あたり3.2334HKドル。取引が実現すれば、姜氏が怡益控股の筆頭株主となり、マンダトリー・オファー（義務的公開買付）が実施されることになる。
マンダトリー・オファーの提示価格は1株あたり3.2334HKドルで、2015年6月4日の終値6.270HKドルを約48.43％下回る。マンダトリー・オファーの結果、怡益控股の浮動株比率が上場基準の下限である25％を割り込む可能性は高いと注意を喚起。その場合は浮動株比率の回復に向けた措置を講じると説明している。
姜氏は金融サービス業や投資銀行業務の経験豊かな人物で、北京中金宏泰投資担保有限公司で総経理を務めた経歴を持つ。
盈信控股は怡益控股の株式の売却で約4億6100万HKドルの現金を得るほか、2億9000万HKドルを超える売却益を計上できる見込み。
なお、怡益控股は特別配当を計画。配当額は1株あたり0.25HKドルを予定している。
今回の情報開示のため、盈信控股と怡益控股の株式は2015年6月5日14時（日本時間）に売買停止となったが、2015年6月16日に取引を再開する。
（同件につきましては、2015年4月21日付「怡益控股の売却をめぐり交渉中」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/06/16)
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