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KSL、一部株主に株式が集中
2015.05.27 10:55
KSL(08170.HK)は26日、2015年5月12日時点で大量の株式が一部の株主によって保有されているという香港証券及期貨事務監察委員会(SFC=香港証券先物管理委員会)の指摘を明らかにした。このため少量の株式取引でも株価が大きく変動する可能性があるとして、SFCは投資家に注意を喚起している。
SFCによると、19人の株主が発行済み株数の約15.01%を保有。このほかに筆頭株主の李啓信・主席の持ち株比率が75.00%に上る。
これら19人と筆頭株主が保有する株式は発行済み株数の約90.01%に達し、その他の一般株主の保有株は約9.99%にすぎない状態にある。
同社株は2014年12月5日に香港GEM市場に上場。公募価格は0.60HKドルで、上場日の終値4.26HKドルだった。その後、同社株は徐々に上昇。2015年2月27日の終値は6.10HKドルでだった。
2015年3月2~30日も同社株は上昇が続いた。2015年3月30日の終値は9.20HKドルで、公募価格に比べ約1433%高だった。2015年5月22日の終値は9.00HKドルで、上場日の終値に比べ約111%高、公募価格に比べ約1400%高だった。
同社の説明によると、浮動株比率は上場規則で定められた下限の25%を上回っているという。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/05/26)
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