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泰山石化、エクイティファイナンスを計画
2015.05.20 13:29
泰山石化(01192.HK)は19日、同社株の売買再開に向けた債務再編計画の一環として、新たな資金調達の計画を明らかにした。当初は転換社債(CB)による調達を予定していたが、これを新株発行に切り替え、既存株2株につき新株1株を割り当てる株主割当増資(オープン・オファー)を実施する計画。さらに割り当てた新株1株につきワラント1枚を交付する。このほか、複数の投資家に対して新株31億株を割り当てる第三者割当増資も行う。
いずれの増資でも1株あたりの割当価格は0.1HKドルで、2012年6月18日の終値0.246HKドルを59.35%下回る水準。2件の増資を通じて約6億5580万HKドル(諸費用を除く)を調達する見込みで、債務再編に関わる借入金の返済や、傘下造船企業の設備投資、運転資金などに充てるとしている。予定スケジュールは決まりしだい、開示するという。
なお、同社株は2012年6月19日から長期の売買停止となっている。
(同件につきましては、2014年12月3日付「売買再開の条件を香港証取が明示」、2014年11月7日付「債務再編計画案を裁判所が許可」、2014年11月4日付「債権者会議で債務再編計画案を承認」、2014年10月6日付「売買再開プランを再び提出」、2014年9月2日付「売買再開プランを修正」、2014年6月2日付「売買再開プランを提出」、2014年2月28日付「決算発表がさらに遅延」、2014年1月6日付「決算発表を再延期」、2013年11月27日付「『上場廃止手続き』の第2段階に」、2013年5月24日付「『上場廃止手続き』の第1段階に」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/05/19)
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