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潤東汽車、上海の緑地集団が支配株主に
2015.05.18 11:11
潤東汽車（01365.HK）は17日、合計で5億3627万747株に上る新株を緑地控股集団有限公司（緑地集団）が取得すると発表した。取得価格は総額15億4982万2459HKドル、1株あたり2.89HKドル。新株の発行が完了すれば、緑地集団が潤東汽車の支配株主となるという。
緑地集団は上海市に本拠を置く半官半民のコングロマリット。事業は不動産開発、エネルギー、金融など多岐にわたる。緑地集団が取得する新株の内訳は、普通株が2億5194万2800株以上、転換型優先株が2億8432万7947株以下。この割合は浮動株比率の状況などに基づき調整されることになる。新株の発行後、緑地集団が掌握する議決権は約30％となるが、状況によってさらに拡大する見込み。
新株の発行価格は2015年4月17日の終値3.40HKドルを約15％下回る。新株発行で調達する資金は諸費用を除いて約15億3982万2459HKドルに上り、競争力強化などに充てると説明している。
今回の取引の完了後、同社は社名を「中国緑地潤東汽車集団有限公司」（China Greenland Rundong Auto Group Ltd.）に変更する方針。
今回の情報開示のため、同社株は2015年4月17日14時（日本時間）に売買停止となったが、2015年5月18日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/05/17)
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